旅情(火炎樹の花咲く頃)
ちょっと変だよ日本の教育と思っている帰国日本人が、海外駐在時の見聞録や、日本人をちょっと斜めにみて、子育て、学習指導について応援します。子育て・しつけの裏技もあります。


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バイクが交通ルールだ
   

 国際免許は持って行ったが運転ができまない。ジュネーブ条約加盟国でないために無免許になってしまうからである。
 そうでなくても、ちょっと運転はしたくない所だ。この国はバイクが主人公で、人と車は通らせていただいているようなものである。通勤途中のラッシュは実にすさまじいものである。対向車線を逆行してくるは、直前を横切るは、それはそれは恐ろしい光景である。
 それにしても、バイクは、まことに品のない通行態度である。「おれの通るところだぞ、文句あるか」「おれが先だからな、おれが通ったあとで、通りたけりゃ通れ」という具合である。その脇を車が「申しわけありません通してください」、「私も先に進みたいのですけど」と遠慮がちに通っている。道の端を、人が静かに、ゆるやかにしずしずと、慌てるでもなく、バイクよりははるかに上品に歩いている。てんびんの両端にかごを下げ果物などを担いで通っているおばさんが実に風情がある。
 信号機も最近増えてきたそうだが、守るのは自動車の運転手だけである。人や自転車やシクロも、「おれも通りたいけん通るよ」といっても、何しろ、バイクが威張っていて、「おれが通りたいんじゃけん通るよ」と赤信号でも何でも突っ込んでくる。自動車がわずか一〇センチそこそこまで近づいても平気である。それ以上近づくと自動車は蹴飛ばされるか、ゴンゴンと叩かれるかどちらかである。まともに走っている車より、少しでも先に動いているバイクが偉いのだ。

ハイバーチュン物語
 先日中国の歴史関係の本を読んでいたら、ベトナムの反逆者趙姉妹という記事がありました。一方ベトナムではその姉妹が英雄としてあがめられています。
さてそのことについて以下のように記録しておりました。(この項H.19.12.11)   

 ベトナムは紀元前3世紀から1000年に及ぶ中国支配の時代があり、そのくびきから逃れるために多くの人が中国にたいし反乱を起こした。

 1世紀の中頃、中国は漢の時代。今のハノイ市の近くにチュンという豪族に2人の娘がいた。このチュン姉妹が、独立のため近隣の土豪と協力して、反乱を起こし三年間ほど中国支配から離脱することができた。ベトナム支配に危機感をもった漢は、大軍で反乱を鎮めようとして侵攻してきた。時おりしも雨季に入り長引く戦いの中でだらけてきた土豪の多くが漢につき、チュン姉妹は衆寡敵せず破れたということである。
 しかし、チュン姉妹の最後は、さまざまな伝説の中で人々の心に残ることになる。この反乱のあとベトナムは、完全に中国の支配下に入り苦難の歴史を歩むことになるが、それはまた、中国王朝の盛衰と、中国のベトナム支配体制のゆらぎの中で、独立をのぞむ人々が反乱をくり返していくベトナムの苦闘の始まりでもあった。
 ベトナム語で「ハイバ」というと「二人の女」の人という意味である。また姉妹という意味にもなる。ハイバチュンとはチュンという二人の娘という意味である。人々は、このチュン姉妹を讃え、ベトナムの英雄として、「ハイバチュン通り」というかなり広い通りの名前にしている。
そういえば、ベトナムの女性は働き者で、活発な人も多いという。しかし、内面にある女性らしさを大切にする、というしつけも厳しいと言うことである。どこかの国の女性、聞いているか。



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