旅情(火炎樹の花咲く頃)
ちょっと変だよ日本の教育と思っている帰国日本人が、海外駐在時の見聞録や、日本人をちょっと斜めにみて、子育て、学習指導について応援します。子育て・しつけの裏技もあります。


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人間らしさとは
   人間らしさとは人間の弱さを乗り切ろうとすることである  
               押谷由夫(元文部省初等中等局教科調査官)                                        ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
                                 
 学校の道徳教育が最終的に求めるのは、自律的に道徳的実践のできる子供であるが、それを支える内面的な力を体験を通して耕すことができる、読み物や伝記などで追体験をしながら自分を振り返る追体験と、日常的な体験活動と計画的な体験活動を結びつけて考える必要があります(押谷由夫)    
 人間的弱さは、道徳の内容でもあるが(宅習をする、忘れ物をしない、好き嫌いをしない、楽をしたいなどなど)は、だれもが持っているし、子どもほどその弱さは大きい。そして、宿命的に学校は、この弱さをたくましさに変えようと躍起になっています。
 しかし、まさに過ぎたるは及ばざるが如しで、教師が躍起になって指導をすればする程、結果として登校拒否や、いじめの芽を育てていることにもなりやすいのです。
また、「角を矯めて牛を殺す」ということわざもあります。強制的に、子どもの持っている弱さをなくそうとして、厳しくしすぎたり、かまい過ぎると、子どもが本来持っていた良ささえ、だめにしてしまうことがあります。さらに付け加えるなら、強制してただした「よわさ」は、その強制がはずれると、とたんに元に戻ってしまうものです。
 そこで、さきの押谷先生の言である、「自律的に実践のできる子どもを育成する努力が必要である」と言えるのです。内面的にその弱さを克服する子どもに育てることが大切ではないでしょうか。 自分が、この子の弱さを克服してやるのだという責任感は大切だが、「角を矯めて牛を殺してしまった」のでは、何のための努力かということになります。
  今、家庭でも、しつけが足りないと言われ、泥縄的に子育て参考書を鵜呑みにして上のような親が増えてきているようです。子育てはそれぞれの家庭のポリシー(家訓)がないと参考書を読んだりや、評論家の話を聞いたりするたびにぶれることになります。(この項は後日掲載します)



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