旅情(火炎樹の花咲く頃)
ちょっと変だよ日本の教育と思っている帰国日本人が、海外駐在時の見聞録や、日本人をちょっと斜めにみて、子育て、学習指導について応援します。子育て・しつけの裏技もあります。


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かげのひと
  教育は人の心に種をまくこと。
     でも芽が出るとは限らない。
     出ても、いつ出るかわからない。
     しかも、多くの場合芽が出たときは、
     教えた人はそこにはもういない。
     教育とははかないものだ。
     といって、怠れば芽は出るはずはない。

                    金平敬之助
                    「一言の魅力」PHP研究所

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
 小学校の恩師を囲んで同窓会をした話をあまり聞かない。特に小学校1年生の担任を囲んだ話は、とんと聞いたことがない。中学校、高校、大学などはよく聞くが、それだけ小学校の先生の印象が少ないのだろうか。
 私の好きな句に、「菊作り 咲きそろう日には 陰の人」という吉川英治の句がある。おおもとを、作る喜びを詠った句だが、菊を愛でる人は菊の花の美しさをほめても菊作りの苦労に気づく人は少ない。
 思うに、小学校の時に様々なことの基礎を教育している。まさに種をまいてきているのだった。ただどんな種をまいてきたのかそれが問題だ。もっとも同窓会を開いて小学校の教師を招くべきであるなどという種をまく必要はない。一つ言えることは表に出ない多くの支えで人が生きていること、その人たちに感謝する心を持つべきであるという種はまいておきたいものである。


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